ノルウェー

ノルウェー

切り立つ山々が北大西洋に飛び込むような、25,000kmにおよぶ野趣溢れる海岸線に沿って開けた国ノルウェー。誰もがノルウェーの純粋な自然美|こ圧倒されるだろう。氷河やくっきりとした形のフィヨルドから、オスロやトロンハイム、ベルゲンといった個性的で絵のように美しい町まで、ノルウェーにしかない魅力がたくさんある。

1日目
オスロ

ノルウェーの首都オスロは、オスロフィヨルドの最奥部にあり、マルカ(森)に囲まれている。まずは市街地の散策へと出かけよう。カールヨハンス・ガーテ通りは、オスロ中央駅から王宮へと続く目抜き通り。通り沿いには国会議事堂や国立劇場がある。午後は、国立劇場から市電に乗ってフログネル公園へ。212もの彫像が点在する市民憩いの場だ。公園の中心にある高さ14mの石像「モノリッテン」は必見。夜はフィヨルドを見渡す新オベラハウスヘと出かけ
よう。

2日目・3日目
ノルウェー・イン・ナットシェル(オスロ→ベルゲン)

フィヨルドツアーで知られる「ノルウェー・イン・ナットシェル」を利用して、オスロからフロムヘと行き、フィヨルドを目の当たりにしてからベルゲンヘ行こう。まボ北欧随一の景勝ルートを走るベルゲン鉄道で、深い森と平原を眺めながらミュールダールへ。そこで人気のフロム鉄道に乗り換えて、断崖絶壁の中をゆっくりと走りフロム駅へ。ここでフェリーに乗レノ換えると、いよいよフィヨルドクルーズがスタートする。壮大な山々に囲まれた美景フィヨルドに圧倒されつつグドヴァンゲンまで約2時間。フィヨルドを楽しんだら、今度はバスに乗ってスリル満点の蛇行するスタールヘイムスクレイヴァ道を通ってヴォスヘ。さらに列車に乗り継ぎベルケンヘ。

ベルゲンで1泊して翌朝は、活気溢れる魚市場から町歩きを始めよう。その後、ハンザ同盟都市の面影を今に残すブリッゲン地区(世界遺産)をのんびり散策。オスロにはベルゲンから直通の列車に乗って約6時間30分で戻ることができる。

旅のヒント:「ノルウェー・イン・ナットシェルR」は、レイルヨーロッパが販売するパッケージツアー。「ソグネフィヨルド・イン・ナットシェル」や「ハンダゲルフイヨルド・イン・ナツトシェル」と組み合わせることもできる。

4日目・5日目
オスロ→ トロンハイム一ナルヴィック

4日目は、オスロから列車に乗って、グドブランスダール渓谷やドブレ高原のドラマティックな景観を見ながら古都トロンハイムヘ(所要約7時間)。スカンジナビアで最大の木造建築の王宮を見学したら、夜行列車でファイスケまで約9時間の旅を楽しもう。朝、車内で朝食を済ませたら、バスに乗ってナルヴイックヘ(所要約5時間)。ナルヴィックからは列車でスウェーデンまで足を延ばすこともできる。

旅のヒント:トロンハイムの滞在を2日間延ばせるなら、景観列車ラウマ鉄道に乗ってドンポース、オンダルスネスを経由してオーレスンヘ。オーレスンでは、フッティンルーテン社の船でガイランゲルフィヨルド(世界遺産)へと日帰りで出かけたい。