フランスースペイン TGV

フランスースペイン TGV

フランスとスペインが初めて高速路線で結ばれた。パリを出発した高速列車TGVはヴァランス、ニーム、モンベリエ、ナルボンヌ、ペルピニャンを経由し、ベルトゥス.トンネルを抜けてフィケラスヘ。ここでスペイン鉄道(RENFE)の列車に乗り換えてバルセロナ(地間卜の青字)までアクセスできる。バー車両や快適な座席スペースなど、TGVの寛ぎの空間でゆったりとした乗車体験を。今やTGVが運行しているおかげで、魅力的なスペイン
へのアクセスはいとも簡単でスムーズになった。

1日目・2日目
バルセロナ

カタロニア文化の中心都市バルセロナは、前衛的な感覚が漂う一方、同時にその独特の伝統文化のオーラがいまだに感じられる町。モダンな建物群、中世の数々の建築、倉造性に富んた料理と活気あるナイトライフなど、ヨーロッパでも特に高い人気の観光都市として知られている。そして、世界的に知られたサッカーチームFCバルセロナの本拠地カム・ノウ・スタジアムがある。

バルセロナには、世界的に知られた芸術家、カタロニア・モダニズム建築の指導的存在であるアントニ・ガウディの設計した建築がいくつも残されている。町のシンボル、サグラダ・ファミリア教会(世界遺産)はガウデイの最高傑作であり、連日数多くの観光客が訪れる名所。遊び心たっぷりのグエル公園もガウデイ作品だ。カサ・バトリョは遠回りしても見たおきたいガウディ建築のひとつ。そのなんとも奇妙で色鮮やかなファサードについつい見入ってしまう。

カタロニア最盛期の頃の建物や古代ローマ時代の遺跡が残る、この町最古のゴシック地区を散策したら、バルセロナで一番有名なランブラス通りへ。歩行者専用の広い通りには木々がお行儀よく植えられ、カフェやレストラン、花屋やショッブが並ぶ。

新鮮な食料品を売る人気のボケリア市場と、夜になると4500個ものLEDライトによるイルミネーションが煙びやかなアグバールタワーは、どちらも必見スポットだ。

3日目・4日目
フィゲラス

カタロニアのルーツとも言えるフィゲラスは、ピレネー山脈の南東の端に位置する町。フイケラスの旧市街は中世の頃に町を守るために造られた防御壁で囲まれている。

この町はサルバドール・ダリの生誕地。ダリ美術館は市営の劇場をダリ自ら蘇らせたもので、この町の大きな見どころ。フィゲラスは、ブラネスからバルセロナの北東、フランス国境あたりまでの地中海沿岸地域コスタ・ブラバヘの玄関都市としてもよく知られている。