ディジョン

ブルゴーニュ地方の主都ディジョンと聞いて何を思い浮かべるだろうか｡マスタード？デイジョンはフランスでもっとも美しい町のひとつに数えられ、かつてブルゴーニュ大公国の首都として栄えた。この町の歴史保存地区は97ヘクタール|こもおよび､歴史的な建築遺産が保存状態よく現存する。

1日目・2日目
ディジョン

初日は、15世紀に建造されたブルゴーニュ大公宮殿や木骨＆ 窯鶴組みの家並みが残る歴史保存地区を散策しよう｡サン・ベニーニュ大聖堂やサン･ミツシェル教会､ゴシック様式サン・フィリベール教会を見学したら､彫刻｢モーゼの井司やディジョン美術館へ｡ディジョンの幸福のシンボルはフクロウ。

ノートルダム教会の壁に刻まれたフクロウを左手で撫でながら願い事をすると､叶うと言われている。かつてのフルコーニュ大公国の首都ディジョンは、豊かな緑に囲まれた美しい町｡教会や遺跡、美術館を巡って疲れたら、市内に点在する庭園や公園で休憩。町中にはのんびりと過ごせる場所が多いのもうれしい。

食通の町ディジョンでは、地元名産の料理を楽しもう。ブフ･ブルギニョン(ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮)、グージェール(チーズのパフ）やエスカルゴをディジョン生まれのカクテル､キールといっしょにどう乞デイジョンは世界的に知られたワイン産地コート・ド･ニュイ地区へのゲートウェイ都市でもある。2日目はワイン畑を巡るガイドツアーに参加しよう｡グラン･クリュ街道はブルゴーニュのシャンゼリゼ通りと形容されることもあるのだそう。

世界に誇るワイン産地､マルサネ･ラ･コート､ジュヴレ･シャンベルタン､ヴォーヌ･ロマネ､あるいはニュイ･サン･ジョルジュでワインを試飲して至極のひと時を楽しもう。

旅のヒント：「デイジョン・コート・ド･ニユイパス」を買うと､地元の公共交通機関を無料で利用できるほか､11ものアトラクションへの入場､各種アクティビティが割引になる。