ボルドー アキテーヌ(フランス)

ボルドー

1日目・2日目
ボルドー → サンテミリオン/ボルドー → アルカション

アキテーヌ地方の中心にあるボルドーは、パリから高速列車TGVでたったの3時間でアクセスできる。世界遺産にも登録されるボルドーはグルメな人たちにとって最高の町といえそうだ。

まずは調和の取れた18世紀のファサードを見ながらケ・ド・ラ・ガロンヌに沿って歩き始めよう。ランチはサンピエー地区のテラスで、鴨肉を焼いたマグレ・ド・カナールとカヌレを最高のワインとともに楽しもう。その後、サンタンドレ大聖堂を見学し、側にあるくイ・ベルラン塔に上って町を一望に。夜は、サン・カトリーヌ通りでショッピング。その後、大劇場を見ながらトゥルニ広場でワインのグラスを傾けるのもいいだろう。

2日目は2つのアイテナリーから選択しよう。

ワイン愛好家なら、列車TERに乗って世界的に有名なブドウ畑サンテミリオンへ(所要約30分)。ガイドツアーに入って、マルゴー、ポイヤック、サン・ジユリアンなどの上質な赤ワインを産出する村を訪れ、極上ワインを味いたい。

自然に親しむ1日を過ごすなら、1時間ほどでアクセスできるアルカション湾へ行こう。ヨーロッパでもっとも標高の高い砂丘、ビラ砂丘へ。頂上から大西洋が一望にできる景か目の前に広がる。19世紀のチャーミングな邸宅や村で新鮮なオイスターに舌鼓。誰もが心から寛げる。

旅のヒント

ボルドーのトラムは実用的で簡単に乗りこせるので滞在中の強い味方になるだろう。また、アルカョン湾では伝統的な木製ボートのピナスに乗ってみよう。

3日目
ボルドー → バスク地方

サーフィンで大いに賑わうビアリッツを通ってバスク地方へ。ボルドーからは約2時間でアクセスできる。ビアリッツは漁村の雰囲気のなかにある有名なリゾートだ。朝、清々しい一日の始まりには白砂の浜グランド・プラージュでの散歩がぴったり。

ウォーターフロントのカジノに立ち寄り、その後、聖母の岩と呼ばれるロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュヘ行こう。夕方には海岸沿いにあるタラソセラピーセンターで気持のよいひと時を。

次の日はTERに乗って約10分、バイヨンヌヘと出かけよう。バスク地方を象徴する色(赤と緑)で彩られた建物が目に飛び込んでくる。この地方のユニークな文化にどっぷりと浸ろう。郷土料理アショヌ羊乳のチーズ、バイヨンヌハムはぜひとも樹味したい一品。ピマン・デスベレット(地元産唐辛子)はお土産にいいかも。

旅のヒント

バスク地方が大好きなら、8月に開かれる夏祭りフェット・ドウ・バイヨンヌは見逃せないイベント。

4日目
ボルドー → ドルドーニュ

ボルドーからペリグーやベルジェラックは列車で約1時間、サルラヘも約3時間でアクセスできる。これらの町はドルドーニュ(ペリゴール)観光の拠点としてもいいだろう。

有名な先史時代のラスコー洞窟、ベイナックやカステルノーの中世の古城を訪れれば、気分は一気に十数世紀前の歴史の彼方へ・・・・夜はドルドーニュ川のカヌーでリラックスしよう。